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紙成鳴美


今朝、棚を整理していたら、過去の試作の束が出てきました。


こちらは何年も前の古い物ですが、回転する仕掛けをマスターしようと、フィギュアスケートのシルエットを用いて作ったカードです。


ちょうど昨日に米津玄師さんと羽生結弦さんのコラボMVが公開された事を思い出し、ラッキーかもしれないとインスタにもアップしてみました。


ただデザインをよく考えていない試作だったので、そこは手前に雪のフレームで体裁を整えて😅



こちらの動画で回転する仕組みがお分かり頂けますでしょうか?開閉する事で動く、前後のパーツに糸を通す事で、糸を途中で絡ませた竹串が回転する仕組みです。色々な絵本で使われている技法です。



こちらが米津玄師さんのBOW AND ARROWです。アニメの作者がリアルバクマンと言われている事なども含めて、推し同士で完成したMVです。



今日はお打ち合わせで武蔵小杉へ。早めに着いたので駅ビルを探検していたのですが、上階に広い図書館がありました。


昨日は国会図書館の話を書いたばかりでタイムリーです。高校生が沢山、熱心に勉強していました。


駅ビルに図書館は初めてです。だいたい少し郊外なイメージですが、学校帰りに直行できる居場所、勉強の場として、本当に良いと思いました。こうした事にお金をかけるのは良いですね!


私立高校が無償化の話がありますが、公立、私立、両方無料ならば高額な私立へ人が流れるのが想像つきます。もしかして。。私立に流れさせて徐々に公立を衰退させて、公費での高校運営をやめようとしている??と勘ぐりたくなります。国立大学の学費3倍の話も持ち上がっていて、それも不思議な話です。


親の収入で差が出ないよう、高校は公立の質を上げるために予算をつけて、優秀な国立大は無償の方が、勉強をしっかりしている人が諦めずに社会に出ていけるのだから、筋が通りますよね??教育も民営化したいのでしょうか?最近はよく分からない話が持ち上がっていて、不安になりますよね。。。

紙成鳴美

昨日、製本の仕方というアクセスが多い過去記事のリンクを出そうとして気がつきました。


ブログの左、アーカイブが2020年の12月までしか表示されていない事を。それ以前の記事を表示するには自分の管理画面から「記事を見る」で表示しないとリンクが貼れないのです。


びっくり!どうもアーカイブは50ヶ月が上限でそれ以上表示させる術がないようです。


50ヶ月目の記事を表示しても、「次に」というリンクも表示されず、スクロールも出来ないようです。袋小路です!


その先に記事はあってもリンクさせるか検索でヒットした方しか辿り着かない?ようです。


因みにアクセス数などは私の方には一覧になって表示されるだけで、個人を特定したりIPアドレスが分かったりする事はないのでご安心を😃


ブログが全部表示されない仕様は海外のアバウトさかもしれません。日本のブログでは見た事がありません。


とはいっても日本の会社で広告収益が悪化して、サイト運営自体が終了してしまうという経験が、三度もあるので、今は利用者の数が多い海外の会社を選んだ結果です。


ネットの歴史もそう長くはないので、色んな会社が出ては消えて行き・・・記録や貴重な情報が載っていても、放置されているサイトは運営会社が無くなれば消えてしまう・・・どこかが認定して保存する訳でもなく、意外と儚いものです🍂😐 そう考えると出版物は国立国会図書館で保管されるので、そこは要な部分ですね。


こちらのサイトのデータ容量が決まっているので、どちらにしても後から記事は整理して消したりしているのですが、月の数自体を減らしてまとめるのは悩み所です。
















という記事に今だによくアクセスがあるのですが、確かに飛び出す絵本を制作する上での難関な部分なので検索なさる方が多いのですね。


仕組みは少し分かったけれど、ハードカバーはどう作るの?という事になると思うので久しぶりに解説です。


量産が出来る会社さんは別として、個人で制作するにはどうしたら?


ということで、まずは芯になる板紙を用意します。閉じてA4サイズに収めようとすると、板紙は規定サイズより幅を狭めてカットする必要があるのですが、厚みと硬さがある分、垂直に綺麗に切るのはカッターでは難しいです。薄くて硬さがない板紙ですと、後々反りが出るのでお勧めしません。なので断截用の機械でカットするのが正確でベストです。


私の場合は板紙をカットする会社に依頼して、仕事用にまとめてカットした物を在庫しています。


それでも背表紙ほどの細い幅のカットまではカット不可なのと、どちらにしてもページ数によって背表紙幅は変動するため、そこだけカッターで何度も刃を入れて慎重にカットします。


表紙の素材ですが、印刷された本屋さんに並ぶような、表面が汚れ防止にコーティングされたような表紙を作りたい場合は、小ロットに対応してくださる製本屋さんに依頼しないと難しいかと思います。コートされた紙の角を綺麗に仕上げるのは、それなりの道具と技術が必要です。糊付けも、包んで折った部分の紙の戻る力が強く、剥がれ安いので素人では難しい部分です。


印刷サイズについて。閉じてA4であれば、A3より一回り大きく印刷しなくてはならず、通常は、オンデマンド印刷のサイズではなくオフセット印刷なるので高くなります。それを製本屋さんに印刷してもらうか、持ち込んで製本して頂く形になります。


また入稿についてですが、背表紙幅と、ページの厚みを吸収する遊びの幅、表紙幅が綺麗に収まるように試作をし、1枚の製図を出してから、そこにデザインを載せる必要があります。


A3のオンデマンド印刷で、表紙、背表紙、裏表紙と3部に分けて貼れば良いのでは?と思われるかもですが、コーティングされた紙に重ねて接着する事になり、経過と共に剥がれやすいためもあって製本屋さんでは扱わないようです。


無地の物であれば、私が作った上記の写真のような表紙が制作可能です。ただ縦横で折り目をつけた時に、紙の目に垂直に折った時にシワが寄るようなタイプのクラフト紙では綺麗に仕上がらないので、和紙のようなしなやかな紙だと綺麗に仕上がります。




背表紙部分を拡大した所です。


以上は表紙を作ってみようと思った方でないと、内容が入ってこないかもしれません😅


経験値や環境は読んだ方によって違いますので、ご参加程度にお願い致します。


これからは積極的に自主制作もしていかなくては!と思う事もあり、それ用の表紙作りをしたので解説してみました😀




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