昨日は柴又にある工房へ伺った後、鉄道の日のNHKに誘導された一人として、京成本線に乗って以前に住んでいた事のある京成中山という駅に行ってきました。
まだ仕事があって時間が少なく、住んでいた家や東山魁夷の美術館までは足を伸ばすのを諦めて、、今回は駅に近い中山法華経寺へ行き、帰りは通勤に利用していたJRの下総中山駅へ、というコースにしました。
法華経寺は住んでいた家から裏道を通って訪れていたせいか、初めて訪れたような感覚でした。
よく見えなかったのですが、風神雷神のような像が左右にある大きな門を潜ると、このように長い参道が。左右にもお寺があります。
奥には本殿と国指定重要文化財の法華経寺五重塔があります。
観光地というより、その宗派の方が訪れるお寺、という重々しさが門からも感じたのですが、検索して辿り着いた千葉特集のこちらの記事を読んだところ、比叡山、インドのヨーガと並ぶ、世界三大荒業の地との事。そんな厳しい世界とは・・・それが反映されたような空気感でした。
参道のマンホールは松模様。市川市の木は黒松なのだそうです。どうしてかなと思って検索してみました。公にはさらっとしか書いてなかったのですが
こちらのブログに詳しく載っていました。市川の低地が海だった縄文時代にできたと言われる市川砂州という砂地に黒松はあって、防風林や江戸に出荷する門松用にもなっていた事など、意外な歴史です。ブログを書いているSAEKOさん、巨木を巡って全国を旅して記録していらっしゃるのですね!凄すぎます。。
市川市のその他の情報では、文化人の永井荷風、幸田露伴、北原白秋、井上ひさしさんも住んでいたなど。私が住んでいた頃はインターネットもない時代でしたので、どんな場所に住んでいたか改めて知る機会になって良かったです。