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紙成鳴美

東大寺



今日は東大寺です。


建物が大きいので、写真だと近くにあるようにも見えるのですが、建物の階段に見える人の小さなスケール感で、遠方にある事がお分かり頂けるかと思います。


サイトによると、東大寺は世界最大級の木造建造物。


東西 57.012m 南北 50.480m 高さ 48.742m とあったのですが


先日、木造建築としては世界最大級は東本願寺と見たばかりなので、あらら?という事でサイトで確認してみました。


東本願寺の方は 正面76m、側面58m、高さ38mの規模をもつ世界最大級の木造建築物


正面と側面の長さが東本願寺の方が長く、高さは東大寺の方が高いのですね。


比較するのが体積なのか寸法なのかによっても違うのでしょうし、どちらも世界最大級と言っても文句無しの建造物なので各々世界最大級という認識で!!



大仏さまの右後ろにある柱の下に、四角い穴が開いていて、昔からこの穴をくぐり抜けると無病息災や願いが叶うといわれています。 私は穴の大きさが思ったより小さくて、見ただけで無理〜💦と思ってチャレンジしなかったのですが、確かにそこをチャレンジする気概があれば願いが叶うのかも。


この穴は鬼門除けのために気を流す役割がある説もあります。でも柱の下の方を開けてあるのがちょっと不思議ですね。


京都駅のビルも、京都御所からまっすぐ伸びる烏丸通りの気の流れを分断させないように、ビルに穴が空いていると聞いた事があります。



タイムリーな事に明日の早朝は年に一回の「大仏殿のお身拭い」なのだそうです。こちらは過去の映像です。掃除の風景さえ何かデザインされているというか、美しいですね。


そして大仏さんの写真を見ていて気がついたのですが、右手の手相が左右に1本通る線が・・・!


検索してみたらやっぱり奈良の大仏さんの手相はマスカケ線といって強運や天下取りの手相なのだそう。


745年から作られている大仏ですが、その頃から良い手相として存在していて、そのように制作されたのか、偶然なのか分かりませんが面白いですね!


奈良は山々と鹿も含めて、桃源郷や蜃気楼のよう。毎日、あの場所が存在して同じ時が流れているのが不思議に感じるような場所です。

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