本日、イラストレーターの小林ひろしさんより、熊本県 八代市 お祭りでんでん館(八代市民俗伝統芸能伝承館) 優秀イラストレーター賞を受賞なさったとのご連絡を頂きました。おめでとうございます!
審査員 上月伸仁さんのコメント、「土地や伝統文化の歳時記を、送り手と受け手との間に入って、正しく過不足なく好ましく意を伝えていく媒体(イラストレーター)としての、重要なお仕事を完遂されておられると感じました。」という一文に感動しました。送り手と受け手の間という表現に納得です。
上記の動画はほんの一部なのですが、受賞のHPには25点を凝縮してご紹介頂いていますので、ぜひリンク先よりご覧頂けたらと思います。
こちらの制作はコロナが広まってきた頃にスタートでしたので、その前の年に株式会社丹青社さんのご担当者様とのお打ち合わせで1回のみで、八代市の市役所の方、イラストレーターさんとは一度もお会いせずに、丹青社さんを中心にメールと添付写真と動画、試作の宅急便のみで完成に導きました。
それはそれは大変な作業で、お祭りのどのシーン、どの場所での飛び出す絵本の構図にするかを動画や写真からの判断に始まり、毎日の積み重ねで1年で膨大なメールの数になりました。無事に展示できて本当に良かったです。実際に八代市へ足を運べる日を楽しみにしております。
一昨年頃から神事に関わるお仕事に多く関わらせて頂いておりますが、祈りに関わる事は広く芸術文化の源でもあり、人と人との縁を繋ぐ場所でもあると感じます。
今はコロナで多くのお祭りや神事が中断して残念ですが、我慢を続けた結果、また新たな発展を遂げるかもしれないですし・・・今年こそは再開される事を願います。