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紙成鳴美

原鉄道模型博物館



今日はお打ち合わせのために辿り着いたビルが、行ってみたいと思っていた原鉄道模型博物館が入っているビルでした!やったーという事で早速帰りに寄ってみました。


鉄道模型の神様と言われる原信太郎(はらのぶたろう)氏が製作した精密な鉄道模型と、世界の収集品が展示されている博物館です。


今回は鉄道模型の音を消したくなかったので、音有りの動画になっています。本物の鉄道と同じ鉄のレールと車輪なので、通常の模型よりリアルに聞こえますよ。


原信太郎さんは生粋の鉄道ファンなのでJRにお勤めかと思いきや、コクヨに入社して専務から相談役まで勤められ、300以上の技術特許を個人で請願・維持されていたそうです。


人生、見習いたい所ですが、小学生の時から海外の鉄道を学ぶために英語を学び、中学・高校でドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語を習得。大学入学前にはロシア語も習得した。と読んだら、もう天才の域なんだムリ・・・と思いました。


さらには89歳の手記には今でも肉は数百グラム、1日に2リットルのコーラを飲んでます。とも書いてあるので異次元な方ですね。



片隅の鉄道模型管理室も窓を設けて覗けるようになっています。



窓の中はこんな風にメンテナンス作業風景が見られます。舞台裏も見られてファンサービスですね。


私も小さな時は電車に手を振りに行って、汽笛を鳴らして手を振りかえしてもらった純朴な記憶のせいか、鉄道は好きです。そして大人になって生まれて初めて買った株はJR東日本の新規公開株でした。あのまま持ち続けていたら良かった・・・


株といえば、四季報の会社内容や、昔の転職雑誌、とらば〜ゆなどで色んな職種の仕事内容、条件を読むのが好きでした。会社という沢山の集まりで構成される日本全体のドラマや小説を読むような感覚です。財務とか数字にも興味が持てたらもっと良かったのですが、文系寄りの興味ですね。


なのでバイトも好きでしたし、就職活動の会社案内とか、登場人物達を見るような感覚でワクワクだった記憶があります。その辺りの好奇心の強さが今の仕事と繋がっているような気もします。


話が脱線しましたが、原氏の手記や展示を見ると、周りの目を気にして自分の興味に小さく制約を設けちゃいけないんだなって思います。そこは天才でなくても学ぶ所はありそうです。

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