先日の蓮の花と同日、寛永寺にも立ち寄りました。
こちらの建物の脇の階段の柱に「清水坂」と書いてあったのでよく読んでみたら、こちらは京都の清水寺を模したお寺だったんですね。何度か通っても気がついていませんでした。。
因みに目の前に広がる不忍の池は滋賀県の琵琶湖を模しているそうです。
そして中心に写っているのは、こちらも何度も前を通っていたのに教えてもらうまで気がついていなかった、歌川広重 名所江戸百景と右看板に書かれた「月の松」です。幹がぐるっと円を描いています。この発想は京都にはないような、江戸の面白さを感じます。
今日は先月放送されたNHKの歴史探偵、「江戸の大ヒットメーカー歌川広重」の録画を見たのですが、江戸の魅力を描いた「名所江戸百景」は60歳を超えてからの一世一代の大仕事として取り組んだ作品なんだそう。
京都の回の浮世絵では、三条大橋の後ろに実際には見えていなくても比叡山、清水寺、知恩院、八坂の塔が描かれているとの事。いつの時代も人気スポットといいますか、日本の要なのですね。
歌川広重さんはどこに住んでいたのかな?と思って検索してみたら、また東京駅八重洲方面にヒット!さらに京橋1丁目。以前に勤めていた会社も京橋1丁目。。
それにしても、200年たっても愛される、こんな風な素晴らしい仕事に取り組んでみたいと思いました。